ダチョウ抗体で身を守る

哺乳類の抗体

生まれたばかりの赤ちゃんは、身体の免疫システムが不十分であるため、さまざまな細菌・ウイルスなどの外敵から身を守るために、母親から譲り受けた抗体を使用します。

この抗体は、まだお腹の中にいる間に胎盤を通じて母親から赤ちゃんへと受け継がれたもので、哺乳類はみなこのようなしくみで抗体を持って生まれてきます。

鳥類の抗体

ところが、胎盤を持たない鳥類などの生き物は、胎盤を通じて抗体を親から子へ…と受け継ぐことができませんから、卵に抗体を移行させるというしくみになっています。

ダチョウ抗体と呼ばれる「抗体+」シリーズは、ダチョウの卵を使って作った抗体を使った商品で、花粉症や風邪のウイルスなどに対抗するために使われます。